ウンチ食う?…後編
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ウンチ食う?…前編 |
要旨 |
ちょっと、と言うか相当不安になって調べてみた事…最近流行のLEDガーデンライトが今や100均で販売。屋内でも光が当たればと数個購入して、ラジオ工作の趣味もあるのでちょっと分解改造してみました。数種類の中にはニッカド電池使用もありもちろん某国製。まず思ったのがカドミウムという言葉。昔、地域的な公害問題のあったあの重金属です。電池の電極に用いられるそうですが、古くなるとアルカリ電池同様に液漏れの恐れが…そうでなくても作りが某国。同様にCDSセル、光センサーと言えばまずコレで、その名のとおり硫化カドミウムの特... |
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ウンチ食う?…後編 (nero, 2014/4/28 16:30)
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ウンチ食う?…後編
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投稿日時 2014/4/28 16:30
nero
まずアルカリ電池ですが、漏れる電解液は水酸化カリウム(またはナトリウム)で
強アルカリ性のため、触れると皮膚のたんぱく質を溶かしヌルヌルします。
目に入ると角膜損傷のおそれもあり、医師に相談等の処置が必要ですが
石鹸の材料でもある物質で、手に付着したら手洗いをすれば良いそうです。
次に事の発端のニッカド電池。これも電解液主成分は水酸化カリウム。
電極材の水酸化カドミウムは溶け出さないので毒性の心配は無いそうです。
但し極微量には検出されるかもしれませんが直接経口する訳ではないので
アルカリ電池同様に手洗い処置すれば良いそうです。
現在でも高出力特性を評価してラジコンバッテリー等に使用されて、子供でも
取り扱うので、危険性があれば販売されていないでしょうね。
CDSや顔料の硫化カドミウム。某半導体サイトでは安全と記載がありました。
顔料としてはモロに毒性×マーク表示を入れてあるのですが、これは企業として
お決まり表示のようで、毒性物質ではあるものの実用においては水に溶けて
体に吸収される事は無いそうで、幼児が誤って絵の具を食べない等の管理は
しっかりとして、作業後は手洗い処置で良いそう。
フタル酸添加の接着剤。自分は触りまくっていました。
まあ、塩ビ系の子供のおもちゃやゴム手袋、化粧品にも使用されていた位で
ここで今騒いでも仕方ない。毒性、刺激性、極めて低いレベル、あるいは
動物実験で、おそれがあるということで確定ではないようです。
最後にプリンターインク。顔料、染料自体は残念ながら公開資料が無いので
全く詳細不明ですが、色のシアンとシアン化合物は別物。シアン化合物は
極少量が致死量。時間的にもここでつぶやいている余裕が無い毒性な訳で
今、私がここまでつぶやいているので問題無いということで良いでしょうか。
(シアン化物はリンゴやアーモンド等で極微量に含む場合もあるそうです。)
また、顔料、染料だけでなく添加物やIPAも注意が必要で、プリンター内って
結構ミストが発生していて内部を触ると手が汚れますよね。蓋を開けっ放して
印刷し、かつ顔を近づけて吸い込んでいたりする事が無い様にしたいです。
以上、物質的に毒性があっても量的にも日常扱いでは全く心配ないというのが
自分の結論です。自然界においても基準値内で例えば先ほどのリンゴの例や
米からも微量にカドミウム等が検出される場合があるようですし、それ以上に
花粉アレルギーの症状やシックハウス、PM2.5とかの方が怖いと思います。
とにかくお騒がせしました、しかしこれを読んでくださったかたは知識としておいて
作業前後には手洗いをしていただきたいと思います。
(作業前と言うのはペパクラ製作に対しての場合で、手には雑菌があり
カビずにキレイなまま長く保存できる作品を作ってもらいたいため)
多くがニワカ知識でしたので詳しいかたがいらっしゃったら
補足してくださるとありがたいです。
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